CHINA AID

CHINA AID(中国国際福祉機器展示会)

この度、2018年6月13日(水)~15日(金)の3日間中国上海にて開催された“CHINAAID”の介護分野に弊社と日中総合サービス様と共同で出展いたしました。
“CHINAAID”は政府機関、介護・福祉関連企業の決定権者、バイヤー、技術者など数多くの業界関係者が来場する中国最大級の福祉・リハビリ分野の総合展示会です。
当ブースにも大勢のお客さまに足をお運びいただき誠にありがとうございます。

弊社の取り組み(下記参照)は現地の方も興味をもっていただけたようで、大盛況のうちに終えることができました。

当日は京都工芸繊維大学の濱田泰以教授にも介護をデータ化する方法に関してご講演いただきました。

「高品位介護教材シリーズ」は、科学的な視点から経験知の高い介護者と低い介護者の動きを比較し、その違いを動画や数値データを使い分かりやすく解析した教材です。「高品位」とは「質が高いさま」を示す言葉で、例えば人々に永らく愛されている伝統産業の工芸品などは、まさに「高品位製品」と呼ぶことができましょう。常に人材の育成が必要とされる介護現場で、弊社は入居者の方々に喜んでいただける介護を目指し、この教材を開発しました。安定した介護技術は、入居者の方々に安心感と快適感を与えることができます。また同時に、介護者の身体の負担を軽減することで、介護者の離職問題を解決することも目的としております。すなわち介護者、要介護者の双方が喜びを感じることができるのです。

「高品位介護教材シリーズ」では、経験知の高い介護者を熟練者、経験知の低い介護者を非熟練者と表現し、前、上、横の三方向から記録した動画を用いて、熟練者の「匠の技」を解説しております。また映像に加えて業界では初めて三次元動作計測装置で、介護者の動作を360度の範囲で測定し、介護者と要介護者の距離や体の角度などを数値により表現しております。熟練者と非熟練者の動作を動画やデータで比較することで、両者の動きの特徴を明確に理解し介護技術の向上につなげることができます。

講師用教材は丁寧な解説が付いておりますので、動きの特徴や利点を詳しく知ることができます。カリキュラムはグループによるディスカッションができる構成となっており、各介護施設のオリジナリティを活かすことも可能です。