高品位介護研究会
高品位介護研究会とは
現在まで伝統ある匠のものづくりを現代に応用することを目的として、様々な解析を多くの方々と行い、その活動の中で得た言葉や匠の技の先に見えたのは“高品位”でした。
今まさにこの高品位を、その他の分野に応用する活動を始めております。
その一つが介護であり、高齢化社会に突入した我が国において“介護”は重要なキーワードであり、我々の生活に、そして将来自らが抱える問題として関心が高まっています。
“高品位介護”というと何を想像し、何を求めることなのかを長時間かけて論議を行った結果、一つの答えが介護従事者が疲れないこと、しかしそれを機械に頼って達成するのではなく、通常の人の温かみが伝わる方法を維持したままで行うということでした。
本研究会は高品位介護とは何なのか、どこを目指すのかを多くの関係者と議論し実践していくことを目的とし、また、介護従事者の教育、育成も欠かせないものであるため、人材育成についてのセッションも企画しております。
高品位介護シンポジウム
この趣旨に賛同する方々の情報交換の場として本年度まで6回にわたり高品位シンポジウムを開催しております。
この研究会の活動より、介護関連施設では様々な課題解決の技術情報収集が可能となるばかりか、独自の試みも研究することができるようになりました。
また参加企業の皆さまには、介護現場の生々しい現実と課題、ニーズを知って頂き、各企業の皆さまの英知をもとに事業提案して頂ける機会になると考えています。
第7回開催においては、広く高品位介護の概念を広げると共に、完全実現主義を通して、介護関連施設や大学の研究者、様々な業種の企業が集まり、潜在している課題やニーズを把握し見極めて、解決策を考えていく機会を設けたいと考えております。
ご興味のある方は是非ご参加ください。